去る2月8日(木)、映画『硫黄島からの手紙』に出演したハリウッド俳優、尾崎英二郎氏を迎えて、特別講義
が開かれました。
当初、午後1時から約2時間の予定ではじまった尾崎氏のレクチャーは、あっという間に5時間にも及ぶもの
となり、その後の質疑応答も含め、すべてが終了したのは、夜の8時を過ぎていました。
ヨハネ研究の森では、2006年度の研究テーマである『ヘレン・ケラー』研究の一環で、「ことばは私たち
の生き方にどのような意味をもたらすのか」、「家族における子どもの存在が、時代と共にどのように変化して
きたのか」、このような研究に及ぶ中、『ALWAYS 三丁目の夕日』や『二十四の瞳』などの映像に触れながら、
各時代の家族について考え、ヨハネ研究の森に所属する生徒のみならず、先生たちの子ども時代の家族はどのよ
うなものだったのか、現代社会とはどのように違っていたのか、このようなことについてみんなで追究してました。
こういうタイミングで封切られた映画が『硫黄島からの手紙』。
私たちにとってもタイムリーな映画であり、全員この冬休みにこの映画を見ることにしました。
戦争中、明日自分の命がどうなるかわからない中、家族への思いを綴った栗林中将の手紙がもとになってつ
くられた『硫黄島からの手紙』、しかもクリント・イーストウッドが監督で、渡辺謙主演のハリウッド映画と
いうことから、アメリカから見た硫黄島の戦いというところにも注目が集まったこの映画は、私たちの研究
テーマにもぴったりの映画でした。
この映画にバロン西の直属の部下である大久保中尉役で出演した尾崎英二郎氏にお越しいただくという幸運に
恵まれたのです。
この尾崎氏の特別講義に参加したヨハネ生のレポートを、一部抜粋して紹介します。
■尾崎英二郎氏講演要約(高2 Y.K.)
■アーティストとして生きる尾崎栄二郎(中3 T.M.)
■プロフェッショナル(高3 T.S.)
■俳優 尾崎英二郎さんの講義録(中3 K.H.)
■『硫黄島からの手紙』の功績(高1 Y.H.)
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