9月16日、17日の両日、ヨハネ研究の森コースでは学園祭企画として
「ヘレンケラーミュージアム」を開催しました。
今年の共同研究テーマは「ヘレン・ケラー」。ヨハネでこのテーマを取り上げるのは2度目と
なります。「ヘレン・ケラー」を研究することはヨハネ研究の森コースで学びを考える上で基本となる
「ことば」について取り組むことです。6年目を向かえ、「ヨハネの学び」について
初心に戻ってとらえ直しです。
生徒達はこの学園祭までの間、「ヘレン・ケラー」が音、光、ことばを失ってから
どのようなキッカケとヘレンを取り巻く人々の努力、ことばの力について研究を進めてきました。
学園祭では第二体育館全体をミュージアムに見立てて、掲示資料の作成、展示物の作成、
夏休みの間に「ヘレン・ケラー」の生家まで行き調査してきた内容、日本未上陸の映像の発表、
聖書の言葉と信仰についての研究、ヘレンの生涯、音や光を失ったへレンが身に着けた指を使った
コミュニケーション方法について、まさにヨハネ生らしい一人の人物を多面的に浮かび上がらせた
見所満載の展示でした。
生徒達はミュージアムに訪れたお客様に丁寧に説明し、これまで取り組んできた研究成果を披露していました。
二日目の夕方、保護者の方々で満員になった共同研究室に戻ってから、「ヘレンケラーミュージアム」を
作ってきた課程、何がわかったのかのプレゼンテーションを行いました。
「ことば」を捉えること、「ことば」について考えること、「ことば」の意味知ることは
ヨハネ研究の森で学ぶことの基本中の基本となります。今年度後半、生徒達は「ヘレン・ケラー」を通して、
さらに「ことば」について人間の真髄に近づいていくことでしょう。
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