ヨハネ研究の森の学習の様子が『本』になりました。
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2012年6月18日(月)
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3・11本当は何が起こったか: 巨大津波と福島原発
―科学の最前線を教材にした 暁星国際学園「ヨハネ研究の森コース」の 教育実践
◇単行本:204ページ
◇監修:丸山茂徳
◇出版社:東信堂 (2012/06)
◇ISBN-10:4798901296
◇ISBN-13:978-4798901299
◇発売日: 2012/06
◇価格:1,800円(税込)
(アマゾンドットコムより)
目次
監修者のことば(東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学教授 丸山茂徳)
第1章 3・11本当は何が起こったか:巨大津波と福島原発
第2章 白熱!止まらない質疑応答(生徒とのやり取りを収録)
第3章 生徒たちが考える「東日本大震災」2篇
@東日本大震災と向き合う――「学ぶ」と「生きる」を問い直す
A震災から今日までの日々を振り返る
第4章 なぜここでは自ら学ぼうとする子どもが育つのか
あとがき
カスタマーレビュー
(アマゾンドットコムより)
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「年齢の違う人が一緒に学ぶ」、そういう学校が日本にあった・・
年齢の違う人と一緒に学んだり生活したりするのは学校ではタブーと考えるのが日本の常識。この本に出てくる学校は、そのタブーに挑戦し、小学生、中学生、高校生たちが一緒に学ぶ機会をつくっている。
考えてみれば、世の中は歳の違う人が一緒に仕事するのは当たり前なのに、学校ではそんなことをする機会は滅多にない。
この学校のように、生徒が自分の頭で考えて、自分なりの答を導き出す訓練ができるところが増えれば、将来の日本は決して捨てたものではないかもしれない。
私が子供のころにこういう学校に入っていたら、今よりももっと良い人生を歩んで行けたかもしれないと思う。
こういう学校をメディアはもっと紹介してほしい。
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広い視点から津波と原発について書かれた良書
震災の後、津波と原発が連日騒がれたし、
仕組みについてもテレビなどで行われていたようであるが、
きちんと腑に落ちていなかったように思う。
今回、時間をかけてこの本を読んだ事は意義があったように思う。
「ヨハネ研究の森コース」の教育実践であるが、
ここで丸山先生から語られる津波の仕組みや
原発に関する話は斬新だ。
「困りましたね。どうしましょう。」と
どこかから答えを示されるのを待つあり方ではなく、
自らの独自モデルも示されている。
そして、ニュースでは取り上げられていない面や初めて知る津波の仕組みになるほどと思う。
学問というものの奥深さと
自ら学ぶ場という視点でもこの本からは様々な
触発を受けた。
深く物事を捉え、発言できる力と、
そういった議論を夜通し交わせる、
仲間を得られる環境を創っていきたいと感じた。
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ぜひ手にとってお読みいただきたいと思っております。
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