ヨハネ通信

ヨハネ研究の森の日々をお伝えします。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 生活・学校行事
  4. 八剱八幡神社 奉納「謡仕舞」(1/4)

八剱八幡神社 奉納「謡仕舞」(1/4)

令和5年1月28日(土)に木更津総鎮守八剱八幡神社にて、「第1回秀雲會 奉納 謡仕舞」を行いました。
暁星国際学園が所在する木更津市(上総国)の歴史は古く、八剱八幡神社も大変由緒あるお神社です。

古事記によれば、人皇第12代景行天皇の40年、日本武尊御東征の折り、浦賀沖で暴風雨に遭遇し御船が
転覆寸前となった際、妃橘姫が海の神の怒りを静めようとして、尊の身代わりとなって御入水になりました。
尊は無事にこの地に到着後、姫の死を悼んでしばらく八剱八幡神社に滞留され、この地を去ることをなさらなかったので「君去らず」と呼ぶようになり、なまって「木更津」になったと伝えられています。

また、源氏再興のための旗揚げをした源頼朝が、一度は石橋山の戦いで敗北し安房国へ退去後、房総に勢力を持つ上総広常と千葉常胤に加勢を得て勢力を盛り返し、ここ木更津の地を通過する折り、ここの八剱八幡神社で戦勝祈願をしたと言われています。
その後平家を打倒し、源頼朝鎌倉幕府開幕に当たり、神領を寄進して社殿を造営されました。

現在においても、総鎮守として東京湾を含む上総地域一帯を守り、地域の方々からの信仰の厚いお神社となっています。八剱八幡神社の総檜の参集殿を通り、拝殿にて指定文化財・格天井装飾画に見下され、本殿へと導かれます。神様への奉納をさせて頂く前には、ご祈祷をしていただき身も心も清めて頂きました。

能楽師の秀雲先生によれば、奉納を行う者はみな、神様に喜んでいただく気持ちでお捧げするものであるとお教えいただき、秀雲會一同一心に勤めて参りました。

番組表やご招待状やその水引を編むことなどを含め、すべて手作りの奉納になりました。
今後、ヨハネ生や保護者の方からの感想等をご紹介致します。

Image_20230131_170141_647.jpeg

image.png

関連記事

過去のブログ