東京工業大学名誉教授丸山茂徳先生学園祭特別講演
去る9月26日、ヨハネ研究の森セッションホールにて丸山茂徳先生(東京工業大学名誉教授)による特別講演会が開催されました。
当初24日に公開プログラムとして実施予定でしたが、台風15号の接近により、急遽翌日の午前中にヨハネ生のみでの実施となりました。
丸山茂徳先生には、これまで20年近くにわたってヨハネ研究の森を定期的にご訪問いただいており、私たちは、先生の語る科学の最先端の話題に常に大きな刺激を受け続けています。
「学校とは何だろう」では、共同体のルールのあり方から学校教育の本質、教科学習で身につけるべき力、文化・文明論へと幅広く展開されました。
「プレートテクトニクスの原動力」では、プレートを動かす動力源について、ご専門の岩石学の知見を駆使した新たなモデルをご紹介いただきました。
「脳科学の最前線」では、脳科学の最前線のお話に天才的な人物の分析やご自身の経験を交えて、天才的な閃きが生まれるのはどういうときかについてお話しいただきました。
「文明と海水準変動」では、地球の海水準は上下動を繰り返しており、それが生命進化や文明の誕生に関係があるという知的刺激に満ちたお話がありました。
丸山茂徳先生に、心より感謝申し上げます。