2022年度入学式(3/3)

入学式ブログの最終回は、在校生代表スピーチの概要をご紹介いたします。

在校生代表のご挨拶は、高校二年生が行いました。彼女は、恐ろしい感染症が突如として世を震撼させ、家の中で身も心も塞いでいた時に出会ったこの学び舎の先生の「青空高く飛ぶ大鷹、野を駆け回る兎、そしてうり坊たちが列をなす田舎道のある森で、希望の光のもと、一緒に学びましょうね。」という言葉に、心を打たれ、学園の門を叩いたというエピソードを披露しました。

成績や成果だけを求められ、追い立てられていた以前の環境とは違い、「この学び舎では、一日いちにちの”対話”を
通して、私自身を信じて待っていただける”愛”を知ったからこそ、自分もまた、先生や先輩がたと同じように、新入生の皆さんを支えたい」と話していました。家族のように受け入れていただき、人を信じることや、愛することを知った感謝に溢れ、そして自分も、先生や先輩がたに与えて頂いたように、新入生の皆さんを精一杯支えたいということを率直な言葉で伝えていました。

エネルギー溢れる中高生にとっては、制約の多い日々が続くかもしれませんが、里山にある全寮制の学校ならではの
安定感のある学びの生活の様子をお伝えすることが出来たと思います。
これからの学びの日々が、さらなる喜びと光で満ち溢れることを確信してた頼もしいご挨拶となり、参加していた新入生や保護者の方々からも嬉しいお言葉を多数いただきました。