ヨハネ通信

ヨハネ研究の森の日々をお伝えします。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. グローバル教育
  4. 高山芳樹先生オンライン講演会(2/2)

高山芳樹先生オンライン講演会(2/2)

今回は、ヨハネ生によるレポートを抜粋してご紹介します。

「(前略)『エイエイGO!』がなければ今の私は決していません。
『エイエイGO!』との出会いは私の学びの世界を限りなく
広げてくれました。『エイエイGO!』を通して
楽しく身体を使って英語を学ぶことができるのだと
気付かせていただきました。
そして、学ぶということは恐ろしいことでもなく、
できない自分が恥ずかしいわけでもなく、
世界が広がってゆくということが心から楽しく思えて、
この喜びをより多くの人に味わってもらいたい、共有したい、
という思いが広がっています。

ご講義で先生のお話を伺う中で、ご本人が一番生き生きと楽しんで
おられて、その学びを独り占めするのではなく、
より多くの人々と共有しながらご自身の学びの道を歩んでいらっしゃる
のだと感じました。そしてどんな時でも、寝ても覚めても、
英語の世界にどっぷりと浸かって吸収し続けているような、
継続してきた人にしか見えない世界観が伝わってまいりました。
高山先生は6年間、一日も欠かすこと無くNHK英語放送を聞き続けたと
仰いました。私はあの時、継続することの意味に、そして先生の
実践的な美しい知性に感動し、高山先生のような人になりたいのだと
確信しました。

私はこの一年間、ヨハネフランスの森ゼミにて自分にとっての
新たな言語であるフランス語に挑戦し続けてきました。
新たな言語と出会った時、気付くと私は、英語の森の中で身体に
染み込んでいた「高山先生方式」によって、身体を動かし、
強弱をリズムで捉えながら学ぶことで、自分のことばへと落とし込む
ことができていました。

高山先生から受けた学びを繋ぐことができるよう、
高山先生と出会った私のように、触れた人が言葉の楽しさを味わい、
世界を広げてゆくきっかけとなるような輝きを生み出せるよう、
これからも、英語もフランス語も、学び続けてゆくことを
心に決めています。

事前に打ち合わせをされた先生から、先生の生き方はまさに
「恩送り」だ、と伺いました。高山先生は青森で生まれ育ち、
中学生の時、NHKラジオ基礎英語との出会いをきっかけに
英語が好きになり、中高の6年間、NHKラジオ基礎英語と共に、
こつこつと「自学」を重ねてこられました。
先生が初めてネイティブスピーカーと英語でお話しされたのは、
なんと大学進学後の外国語の授業だったのだそうですが、
その時驚くほどに自分の話していることが通じ、
外国語の先生の話していることも分かったことに
感動されたといいます。
ラジオ英語に恩を受けたからこそ、今度はご自身が、
英語の学習環境に恵まれない方々のためになれるよう「恩返し」を
したいとお考えになり、英語教育の道を志されたのです。

お話を伺う中で、ヨハネ生一人ひとりが英語の森への想いを
強めました。共に学びの楽しさを分かち合いながら、
学びに向かえる喜びの中で、これからも学び続けてまいります。」

関連記事

過去のブログ