国際津波防災学会・第3回総会
人びとの命と財産を災害から守ることを目指す
「国際津波防災学会」第3回総会に、ヨハネ研究の森も
参加し、「人間社会と地球環境」分科会の一員として、
研究報告を行ってまいりました。
私たちが参加する「人間社会と地球環境」分科会は、
科学技術の発達によって見失われがちな、
地球の営みによる「環境」と人間社会の関係性を
再検討し、災害の本質を見きわめようとするものです。
今回の総会では、主任研究員による分科会報告に加え、
現役のヨハネ生と本コース卒業生による
「文明と天災Ⅰ~防災教育における実践的知性」
「文明と天災Ⅱ~実践的知性と経験化」
の、2本の発表が行われました。
学生としての立場での参加ではありますが、
どちらの報告でも、自ら学び、実践しようとする
ヨハネ生の意気があらわれていたのではないかと思います。
人間が築いた文明社会にとって、天災とは何なのか、
いまいちど考える必要性を強く感じた一日となりました。