オリエンテーション「共同体とは何か」
いよいよ新年度が始まり、ヨハネ生たちはこの一ヶ月間、
新たな仲間とともに、日々「学びの生活」に励みました。
ヨハネ研究の森コースは全寮制ですから、毎日の生活を
共に過ごすことは、ある意味では当たり前かもしれません。
しかし、それだけでは、ヨハネ研究の森がめざす
「学びの共同体」に近づくことはできない、と
私たちは考えています。
さまざまな場所から、趣味も嗜好も育った環境も異なる
人びとが集まったとき、その場所はどうやって
「共同体」へと成長していくのでしょうか。
今年のオリエンテーションでは、新入生を迎え、
新たな「学びの共同体」をつくりあげていくために、
さまざまな素材からこのテーマについて考えました。
特に、ともに生きる人と人の間にうまれる
「共同注視(joint attention)」の大切さが、
ヨハネ生たちの心に強く残ったようです。
毎年、オリエンテーションを通して、新入生たちは
セッションや自学、自主的な研究会といった、
ヨハネ研究の森の学びのスタイルを身につけていきます。
今年の4月も、新入生の皆さんの表情や、学びに
取り組む姿勢が、どんどんヨハネ生らしく
成長していく姿が見られて嬉しいかぎりです。
これからも、一緒にがんばっていきましょう!