書籍『3・11本当は何が起こったか』ご紹介
『3・11本当は何が起こったか:巨大津波と福島原発―
科学の最前線を教材にした暁星国際学園
「ヨハネ研究の森コース」の教育実践』
今回ご紹介する書籍は、東京工業大学・
地球生命研究所の特命教授である
丸山茂徳先生が、東日本大震災の直後に
ヨハネ研究の森で行われたご講義の内容を
一冊にまとめたものです。
2011年3月11日に発生した東日本大震災から、
早くも7年以上の歳月が経過しました。
ヨハネ研究の森コースは、震災直後より、
(株)4030ホールディングス様のご支援のもと
復興支援活動「3Dプロジェクト」に参加し、
私たちに何ができるのかを考え続けています。
震災の規模はあまりに大きく、私たちが
常識だと信じ込んでいた「科学」知識も、
あくまで仮説にすぎなかったことが
明らかになりました。
そして、丸山先生が講義を通して提示する
新たな仮説は、「科学とは何なのか」という
根本的な問いを内包しながら、
知的刺激となって私たちに迫ってきます。
ヨハネ生のレポートや、コース代表・
横瀬和治先生へのインタビューなども
掲載された、充実の一冊です。
ヨハネ研究の森にご関心をお持ちの方に
ぜひお読みいただければと思います。
ヨハネ研究の森一同は、本日の夜から
3Dプロジェクト第17弾に参加し、
宮城県・山元町におうかがいします。
震災の本質と、復興の今後について、
実践のなかで考えつづけている
ヨハネ生たちを、今後とも
応援していただければ幸いです!