2017年度入学式・新入生保護者会が行われました
学園中の桜が咲き誇る4月となり、
私たち暁星国際学園ヨハネ研究の森コースでも、
入学式と新入生保護者会が開催されました。
ヨハネ生たちは、全員が聖歌隊として
入学式に参加し、学園の歌をはじめとする
数々の歌唱を披露させていただきました。
また、新入生・在校生による代表挨拶でも、
それぞれ、ヨハネ研究の森の代表が
感謝と歓迎の言葉を述べています。
このご挨拶では、自分がはじめて
寮生活に加わった頃の経験や、
それからの変化と成長の過程が
ヨハネ生自身の言葉で具体的に語られ、
多くの皆様からお褒めの言葉を頂戴しました。
その後、ヨハネ研究の森セッションホールで、
ヨハネ一同と新入生の保護者の皆様が会しての
保護者会が行われました。
こちらは入学式とはまた異なる趣があり、
ヨハネ生たちや、長くヨハネ研究の森に
関わってこられた保護者の方が
次々と壇上にあがって、
学びと生活がひとつになった
「学びの生活」のあり方を
さまざまな観点からお伝えしました。
ヨハネ生たちは、日々の学びの中で、
いつの間にか、当たり前のように
多くの書物を読み、レポートや論文を書き、
立ち居振る舞いや、ものの考え方が
知的なものへと変化していきます。
このような変化は、なぜ生じるのでしょうか。
ヨハネ生たち自身から語られた、
先輩が後輩を巻き込んでいく姿勢や、
読み、聞き、話す内容を常に書き言葉で
まとめていこうとする意識、
そして、本を読み、文章を書くことに
高い価値が見出される空間のあり方、
その中で生まれてくる各々の人間性の変化に、
その答えのヒントがあるように思います。
新年度を迎え、改めて、私たちの
学びの生活を充実させていきたいと
強く感じた一日でした。