2016年度卒業式・修了式が行われました
私たちが日々を暮らす矢那の森にも
早春の気配が訪れ、窓の外から聞こえる
鳥の声にも季節の変化が感じられる頃と
なりました。
春は、出会いと別れの季節といわれます。
このヨハネ研究の森でも、長く共に学び、
共に笑い、共に励んだ卒業生たちが、
慣れ親しんだ学び舎から巣立っていきました。
私たちのコースの暮らしでは、
皆が寝食を共にし、上級生が後輩たちの
サポートを熱心に行っています。
そのため、卒業生たちが新たな場所へと
旅立つにあたっては、惜別の思いを
全員が隠しきれません。
今年も、卒業式の前日に
田川校長先生によってとり行われる
「御言葉の祭儀」、
ヨハネ生たちによる手づくりの、
心づくしのお祝いの会である
「卒業生を送る会」、
そして在校生全員が聖歌隊として
参加し、聖歌・唱歌を通して
卒業をお祝いする卒業式と、
すべて大変な熱気のもと行われました。
卒業を祝い、大いに笑い、
別れの寂しさに涙を流し、
共に抱き合い、再会を約束して
手を振り先輩たちを見送る
ヨハネ生たちの姿に、
これまでの日々の大切さを感じます。
そして、間もなく迎える新学期には、
新たに上級生となったヨハネ生たちが、
胸をはって新入生をお迎えします。
先輩たちから学び、身につけた人間性で、
きっと大いに活躍してくれることでしょう。
学園の桜も、花を開く準備を始めたようです。
満開の桜の中で新たな仲間を迎える日が、
今から楽しみです!