ヨハネ通信

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公開セッション「人類史をなぜ学ぶのか」

6月25日(土)に行われた保護者会で、
ヨハネ生主導による公開セッション
「人類史をなぜ学ぶのか」が開催されました。

このセッションでは、年間統一テーマとして
設定され、全学年・全教科を通して学ぶ
「人類史」が、主題として取り上げられています。

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今回のセッションでは、ヨハネ生自身が、
研究テーマの内容や、日々の寮生活の姿を、
保護者の皆様にプレゼンテーション形式で
ご報告しました。

そして、「人類の歴史」という壮大なテーマを、
いかに自分自身の血肉として吸収しているか、
ひとりひとりが自分の言葉で伝えています。

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人類の起源を、いかにして実感するのか。
物事にはすべて、「はじまり」があるということ。
さまざまな「定説」は、「仮説」でしかないこと。
「当たり前」のことを遡る意味とは何か。

彼らの語り口は、けっして流暢ではありませんが、
一言一言に、よく考え抜き、誠実に伝える言葉の
重みが備わっているようにも感じられます。

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ヨハネ研究の森では、教科学習などで
身につける知識を、教室という空間だけで
用いるものだとは考えていません。

自らが「生きる」ということと、
学んできた知識を結びつけ、自分自身の
生き方や考え方をより良いものへと
変えていくことが、この学び舎では求められます。

そして、「学び」とは、勉強の中にだけ
存在するものではありません。
日々の生活、それ自体が、常に自分自身を
変容させていく可能性に満ちています。

今回の、ヨハネ生が主催したセッションは、
そのことを改めて実感させてくれるものでした。

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