舞台「國語元年」を鑑賞しました
9月17日、ヨハネ研究の森一同で、井上ひさし先生作
「國語元年」の舞台を鑑賞してきました。
明治維新直後の日本を舞台に、「全国共通話し言葉」を
つくり上げるための奮闘が描かれるこの作品は、
「ことば」の性質を検討してきたヨハネ生たちに
とっても、非常になじみ深いものです。
舞台で展開される喜劇・悲劇を通して見えてくるのは、
私たちが当たり前のように使う「ことば」の本質です。
母語、第二言語、そして話し言葉と書き言葉の違いなど、
私たちは今、自分たちが身につけるべき「ことば」の
性質を重点的に検討しています。
今回の観劇は、この検討の内容に厚みを与えてくれる、
すばらしい機会になりました。
上演後は、井上麻矢先生へのお礼として、木更津名物
「証誠寺の狸囃子」を合唱する機会にも恵まれ、
ヨハネ生には忘れられない一日となったことでしょう!