カンボジア3Dプロジェクト(3)

今日は、シェムリアップの周辺のコムルー村での交流活動、
そしてスラム街での支援活動と学校訪問を行いました。

コムルー村では、ツアー実施にご協力いただいている
チョルモイ・ツアーズが運営される保育園を訪ねています。

ここでは、植樹をお手伝いしたり、紙飛行機を飛ばして
皆ではしゃいだり、ヨハネ生がつくったカレーを昼食にしたり、
「大きな栗の木の下で」を皆で合唱したり…と、
大いに盛り上がりました。
（日本のカレーは、カンボジアの方々の食事に比べて
　こってりしているらしく、反応は…。これも学びですね！）

その後、スラム街に向かい、これまで保護者の皆様や
協力企業様からご提供いただいた衣類・文房具を
支援物資として配布しました。

こちらも大いに喜ばれ、物資はあっという間に
配布を終え、みな笑顔で解散しています。
その後、チョルモイ・ツアーズ様のご案内のもと
スラム街を回り、一同、カンボジアの社会問題について
思いを新たにしていました。

さらに、現地の私学校を訪ね、支援物資の文房具を
寄付するだけでなく、日本語の授業に参加する
機会をいただきました。

カンボジアの子どもたちと言葉を交わしながら、
笑顔で授業をともに進めていくヨハネ生たち。
そのうち、「上を向いて歩こう」「涙そうそう」など、
日本人にもおなじみの歌の合唱を、全員で始めました。

夜の闇が徐々に深まるカンボジアの教室から、
楽しくて仕方がないという雰囲気の、しかも
国の壁を越えた歌声がいつまでも響いてきます。
その風景は、見る人の心を強く動かすものです。

これから彼らが世界のどこに赴くことになっても、
そこで暮らす人々を大切に思っていく人間でいて
くれるのではないか、と強く予感した一日でした。