ヨハネ通信

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かずさDNA研究所様の開所30周年記念式典・講演会に参加しました

先月ヨハネ研究の森一同は、20年近くにわたってほぼ毎年参加させてただいている、かずさDNA研究所様の開所記念式典・講演会に参加いたしました。

今回の記念講演会のテーマは、「DNAで環境を探る 〜環境DNA観測網「ANEMONE」と自然共生社会への展望〜」、そして「正常な細胞からがん細胞を創る! 〜発がんのメカニズム解明から治療法の開発へ〜」でした。それぞれ、東北大学大学院生命科学研究科教授近藤倫生先生、千葉県がんセンター研究所所長筆宝義隆先生により、DNA研究の最先端に関わるお話をしていただきました。

「DNAで環境を探る 〜環境DNA観測網「ANEMONE」と自然共生社会への展望〜」では、バケツいっぱいの水からその周辺に生息する魚の種類がわかり、これを全国的に継続的に行えば、日本近海の魚の生態系の変化を把握することができ、その取り組みがすでに始まっている、というお話をうかがいました。

「正常な細胞からがん細胞を創る! 〜発がんのメカニズム解明から治療法の開発へ〜」では、ラットではなく幹細胞から分化した臓器にがん細胞を作り、既存のガン治療薬が研究の少ない希少ガンにも適用できることかどうかの検証を進めいているお話でした。

終了後、県内の高校生たちとともに、先生方に質問する機会をいただき、ヨハネ生は積極的に質問し、丁寧にお答えいただきました。

ヨハネ生たちにとって刺激に満ちた時間となりました。

すばらしい機会をいただいた公益財団法人・かずさDNA研究所様に、この場を借りて御礼申し上げます。

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