ヨハネ通信

ヨハネ研究の森の日々をお伝えします。

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立命館宇治模擬国連MUNに参加しました(3/3)

ヨハネ研究の森コースでは、文部科学省のスーパーグローバルハイスクールネットワーク校として、全国高校生フォーラム(文部科学省・筑波大学共催)やFuture Global Leaders Camp (大阪大学大学院国際公共政策研究科主催)、全国高校生サミット(立命館宇治高等学校主催)など、学外で行われる活動にも積極的に参加していますが、今回は代表として参加する以外の参加の仕方に挑戦させていただきました。

今回の模擬国連参加者の中には、中学1年生の時に、先輩たちのグループに加わり、(その当時は中国とイスラエル、そしてモルディブを任命されました)世界子どもたちが教育を受ける権利をどう守るか、食の安全をめぐり、後方支援部隊として、リサーチ・制作立案に加わった経験をもとに、ゼミの時間(授業時間)にディスカッションを展開し、さらにリサーチ、政策立案を練ることで参加をしたヨハネ生たちもいます。

また、事前準備の場で、英語で議論を展開することにはまだ自信がないけれども、一緒にリサーチに加わり、スピーチ原案を練り、形にしていく過程でさらに情報を調べたり、意見を出したり、進んで参加したヨハネ生も多数いました。

複雑化する現代社会における仕事の環境、職場におけるジェンダー平等に取り組む中で、ヨハネ生たちは、寮生活での人間関係、「ことば」や「協力」、「人間とAI」などをめぐる日々のセッションを通して広げ、深め、ことばにしていく、ヨハネ生ならではの強みを存分に生かし、スピーチや交渉で堂々と振る舞う姿は頼もしく、また、運営ボランティアとして参加したヨハネ生たちの姿勢もすばらしく、参加した他校の先生方からもお褒めの言葉をいただきました。

また、英語でのディスカッションや交渉がうまくできなかったくやしい経験を胸に、来年も参加したいと気持ちを新たにしたヨハネ生には、今後のさらなる成長と活躍を感じました。

今回のMUN参加をふりかえると、ヨハネ研究の森コースの一員として様々な形で立命館宇治模擬国連MUNに参加することで、中学・高校と6年間を通して学びと研究を深めていくことができることの良さはもちろん、寮生活と学びが一体となった環境に身を置き、研究を楽しむことのすばらしさを、ヨハネ生自身も、引率教員たちも実感した経験となりました。今後も応援をよろしくお願いいたします。

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