国立科学博物館訪問
2010年1月29日(金)
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 前週に引き続き、二週連続の校外学習となりました。1月29日(金)に、東京都台東区上野にある国立科学博物館に行ってきました。一昨年の「生命とは何か」のテーマで「進化論」に関する研究時に、ダーウィン展に訪れたのを皮切りに、ヨハネ生全員で二度ほど訪れ、グループ研究でも何度か来ています。
 この博物館には、今回は人類史以前の、地球史という壮大な物語の中から、私たちの誕生の秘密を探る目的で来ました。
 この日、偶然にも『人類がたどってきた道―“文化の多様化”』の著者である海部陽介先生が、展示コーナーの組み替え準備のため当博物館に来られていたため、さっそくヨハネ生に取り囲まれて質問攻めにあっていました。
 ヨハネ研究の森は、知識を詰め込むことが中心の従来型の学習から脱却した新しい「学び」のスタイルを模索しています。
 学習は頭だけではなく、体で実感することが大切と考えています。
 たとえば、スキーの教科書を完全に理解しても、それだけでは絶対に滑れるようにはなりません。ペーパーテストでは満点を取れるかもしれませんが、ゲレンデに行ったらまったく滑れず、なすすべもありません。やはり、滑って転んで、痛い思いをしながら体で覚えていく学びも絶対に必要なのです。
 今回の校外学習もそのような考え方に基づいて実現したものです。

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